昨日は夕方まで雨の1日でした。
昨日は通所した利用者さんと内職作業などして静かに過ごしたのですが、夕方になってきのこ舎の卒業生Iさんが「働くうえでの相談がある」とのことで来所されました。
卒業生のIさんは障害者求人ではなく、一般求人の中から自分にあった環境が見つかったため障害をオープンにして働いています。就職して2年半ほど経ち、これまで特別困った様子もなかったのですが、「自分が作業の手順を間違えたり、やらないといけないことを忘れることがよくあって、一緒に働く同僚の方から注意を受ける」「面接の際に上司の方には自分の障害については話しているが、一緒に働く人には話していないので、自分の特性について(その方に)説明した方がいいのか?」といった内容の相談でした。この相談を受けて「困っていることはわかったけれど、まずIさん、手順を間違えたり、やらないといけないことを忘れるのを防ぐ為にメモをとったり、仕事が始まる前にもう一度確認するなど、自分ができることはやっているの?」とたずねると、「していない」とのことでした。
もちろん自分の特性を知って職場での配慮を求めることは大事ですが、特性を知って自分なりの対処法を見つけていくことも働く上では同じくらいとても大切です。自分だけでは解決しない場合はまわりに相談(これもなかなか苦手に感じる方の多いのですが、、)して、同じ職場の方と協力しながら安定して働いていけるようになっていってもらうえたらと思っています。
明日も一人職場見学の予定が入っていますが、見学後は面接➡就職➡定着して働いていけるよう、職員一同しっかりサポートしていきます!
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